2025年8月26日 阿南惟茂元駐中国大使追悼シンポジウム開催

2025年8月26日(火)、アルカディア市ヶ谷(私学会館)5階「穂高」にて
「阿南惟茂 元駐中国大使 追悼シンポジウム―日中関係の50年とこれから―」を開催いたしました。
当日は、政界・学界・経済界をはじめ、多くの関係者・ご遺族・学生代表の皆様にご参加いただき、阿南元大使の功績を偲びながら、今後の日中関係の在り方を真摯に語り合う場となりました。

シンポジウム概要

  • 開会挨拶:日中協会 会長 野田 毅
  • 司会:星 浩(ジャーナリスト)
  • 登壇者:横井 裕(前駐中国大使)、小渕 優子(衆議院議員)、高原 明生(東京大学教授)、阿古 智子(東京大学教授)
  • 学生代表:入矢 零二 氏、島田 春菜 氏
  • 閉会挨拶:阿南夫人(ご家族代表)

登壇者からは、阿南大使との思い出を交えつつ、改革開放期から現代に至る日中関係の歩み、そして若い世代が担う未来への展望が語られました。
特に、「対話を重んじ、相手を理解することこそ外交の原点」という阿南大使の信念が、世代を超えて共有されたことが印象的でした。

ご家族代表 ご挨拶

「本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
主人を偲ぶこのシンポジウムを開催してくださった日中協会の皆様に心より感謝申し上げます。
今日のシンポジウムを通じて、皆さんが中国と向き合う際のヒントを見つけていただけたなら、主人も私も幸せです。」
―― 阿南夫人 ご挨拶より

 

感謝のことば

本シンポジウムの開催にあたり、登壇者の皆様、ご来賓、関係機関、報道各位、そしてご参加いただいた全ての皆様に心より御礼申し上げます。
阿南元大使が生涯を通じて示された「誠実な対話と民間交流の力」を、私たちは今後も受け継ぎ、日中両国の友好と理解の深化に努めてまいります。